OAB
尿意切迫感を自覚する場合、OAB(過活動膀胱)の状態にある可能性があります。 多くの人が誰にも相談できずに諦めたり、我慢したりして悩んでいると思われます。 生命的な危険はありませんが、生活の質を著しく低下させる、きわめて一般的で重要な健康問題であるといえます。
※尿意切迫感・・・排尿したくて我慢がきかない状態


間質性膀胱炎 膀胱炎には、細菌感染が原因ではない間質(かんしつ)性膀胱炎があります。
一般的な膀胱炎は、膀胱の表面の粘膜だけに炎症を起こしますが、間質性膀胱炎は、粘膜の奥の間質と呼ばれる層にまで炎症が達し、改善と悪化をくり返しながら徐々に進行していく病気です。





性交渉でうつる病気のことをSTD(性感染症)とよびます。 クラミジア、淋病、HIV(エイズ)、性器ヘルペス、尖形コンジローマなどがあげられます。STD(性感染症)は薬で簡単に治ると思われがちですが、慢性化したり、根治しないものもあり、放置すると症状によっては不妊症の原因になるものもあります。

性交渉をするための十分な勃起(ぼっき)が得られない場合や、勃起を維持できないために性交ができない状態を指します。

男性更年期(LOH症候群) 男性ホルモン(テストステロン)は精巣が産生するホルモンで、さまざまな機能をもっており、心身状態に影響を及ぼしています。
個人差が大きいのですが、一般的に男性ホルモン産生は高齢になると低下し、とくに40代後半から50代前半に、性欲低下・発汗・ほてり・寝汗・疲労感・うつ状態等の症状を呈します。
女性における更年期障害に対応する疾患として、男性更年期障害と呼ばれます。



当院では、小児から青年期の夜尿症の治療を行っています。年間200人以上の患者さんが治療を受け、約80%の効果を得ています。 6歳以上の患者さんを対象に、内服薬と点鼻薬で治療しています。
(すべて保険適用)

自己導尿法は残尿をなくすために自分で尿道からカテーテルをいれ、患者さんにあった時間ごとに、尿の排出をすることを言います。 自己導尿法を習得すれば、感染も減らせ、低圧で排尿することで腎機能障害を予防します。生活の中に取り入れ、自立していくことで、仕事や生活を支障なくすごせるようになります。 患者さんに合わせた導尿方法やスケジュールを指導しております。

前立腺がん検診 当院では、前立腺がんに対する、診断・検査・治療をトータルに行っています。
特に、PSA検査(血液検査)の発見率は高く、早期に診断できる可能性が高くなっております。
また、超音波検査も有効ですが、当院では痛みの無い体表面からの検査を行っております。
(すべて保険適用)



50歳以上の男性の方で、排尿に関するトラブルをお持ちの方のほとんどは、前立腺肥大症と関連しています。当院ではその診断、加療を行っています。

当院では、男性不妊の患者さんに対して、精液検査・ホルモン検査等を行っています。 治療は、薬物療法を中心に行っております。

血尿とは、尿のなかに血液が混ざっている状態です。 尿に血液が大量に混ざっていれば、尿は赤色または褐色となり、肉眼でもわかります。これを肉眼的血尿といい、ごくわずかに血液が混じり、顕微鏡で見ないとわからない場合を顕微鏡的血尿といいます。

腎盂(じんう)から尿管、膀胱(ぼうこう)へと続くおしっこの通り道を尿路といいますが、そのなかにカルシウムやシュウ酸、尿酸などを主成分にして結石ができるものを「尿路結石症」といいます。 小児の尿路結石症の頻度は成人に比べて少なく、全患者数の1%以下です。

夜間に排尿のために1回以上起きなければならないという訴えで、そのことにより困っている状態をいいます。
夜間にトイレに行く回数が多くなることで、日中の活動や労働に影響を及ぼしたり、高齢者の場合は転倒の原因となり骨折のリスクを増加させるなど、日常生活に深刻な影響を及ぼすことが知られています。夜間の排尿回数が2回以上になると臨床的に問題となり、治療の対象になることが多いです。